2018年 12月 31日
2018年 美術展ベスト10 |
今年は、信濃デッサン館が閉館するというショッキングな出来事があった。「尿する裸僧」など村山槐多の本画やデッサン、野田英夫、関根正二、吉岡憲等々の作品とまた再会することはできるのだろうか。
さて、今年も可能な限り美術館巡りに出かけたのだが、田舎暮らし故やむなく見逃した展覧会も多々あった。
そんな限られた中から、「2018年美術展ベスト10」を。「ベスト」というより「気に入った」と言い換えた方が良いかもしれない。
順位付けは意味がないので、行った順に並べてみた。
3 彫刻家荻原守衛-石膏原型に彫刻の生命を観る-
4 人間・高山辰雄 森羅万象への道
5 岡本神草の時代展
6 美に憑かれて蒐集もまた藝術である洲之内徹・大川栄二・梅野隆の眼展
洲之内コレクション(宮城県美術館)からは、ポアソニエール(海老原喜之助)、赤帽平山氏(佐藤哲三)、自画像(萬鉄五郎)といった代表作が出品されていたのに対し、大川コレクション(大川美術館)は、ニコライ堂の横の道(松本竣介)くらいしかめぼしい作品が見られず、ちょっと残念な内容だった。
9 折原一コレクション展
上記のほかには、小貫政之助展、草間彌生展、フェルメール展などなど。
振り返ってみたら、今年は山種美術館や東京都写真美術館に行ってなかった。
by dabohaze48
| 2018-12-31 04:30